大腸内視鏡検査 下剤

大腸内視鏡検査の下剤の変化

前日に飲む下剤

30年前に受けた大腸内視鏡検査では、前日の夜の下剤を飲んで夜中に何度もトイレに行くのでなる暇もほとんどないような状況でした。

それでいて出し切った感も少なくスッキリしないまま検査を受けたことをいまだに鮮明に覚えています。

しかし今は前日に飲む下剤と当日に飲むニフレックという液体になっていて、夜中にトイレに行く事はありません。ただ、前日の錠剤の下剤でももよおしてくる方もあるそうですので、誰でもが同じという事ではなさそうです。

私の場合ですけど、錠剤ではトイレに行く事はありません。ただ、検査当日の一回目の排泄ではドロドロ状態になっています。(すみません、、、良い表現が見つからなくて)

だから強制的に出す下剤ではなく腸内のものを流しやすくするための下剤なのかなぁとずっと思っていました。

とりあえず食事を済ませて(私は食べないですけど)から下剤を飲めば前日の準備は終了となります。

大腸内視鏡検査 下剤 ニフレック

大腸内視鏡検査当日の朝から飲み始める「経口腸管洗浄剤 ニフレック」です。2時間かけて2Lのむことになりますが、冷やしてあって冷たいので、そういう意味では冬場の方が結構きついですね。

最初、飲み始めはスポーツドリンクのような感じなので苦にはならないのですが半分近くまで進んでくると味の感覚も変わってきますし、急激にのどを通りにくくなってくる感じはあります。

水でも2L飲もうと思うと結構きついものがあるじゃないですか。

ただ、ごくごく飲むのではなくてチビチビと飲んでいくのでとにかく時計を見ながらくれないように減らしていくようにします。

2時間ですから1コップが100ccなら20杯分なので1時間に10杯、という事は6分で1杯飲むようにするという具合に計画的に飲んでいくといいと思います。

でないと遅れ気味になりがちな傾向が出ると思います。

大体1時間以内ぐらいには1回目の排便がある場合が多い様です。

いちどトイレに行くとあとはもう定期的にいく感じで、だいたい私の場合はトータルで十数回はちれに駆け込む感じですね。

ここでご注意いただきたいのが、このニフレックでの排便は通常とは違って「お腹が痛くなってトイレに行く」とか「もよおしてくる」という感覚があまりない為、特にご年配の方は漏らしやすいそうです。

おならのつもりで少し気を抜くとおしっこのようにシャーとでるようなものですから、したくてもしたくなくても定期的にトイレに入るようにした方がよろしいかと思います。

私の友人のお母さんもそういう事があって、何度も家に着替えを取りに帰ったと話してくれたことがあります。

こうして繰り返してトイレに行くうちに徐々に液体だけの排便になりますので、そうなると検査OKです。

こういうチェックシートのようなものがあります。

とにかく、お腹が痛くなった時の下痢の感じとは違いますので、でるかなと感じる時にはトイレに座るまで気を抜かない事です。

ここまでで検査前の準備は完了しました。

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