IoT 製造業
3年ぐらい前でしょうか、IoTという言葉を耳にする様になったのは。
そもそもIoTって何なのかということから理解していかないといけないのかな、という所からのスタートですf^_^;
IoTとは
まずIoTとは「Internet of Things」の略称で、モノのインターネット化みたいな意味合いの様です。
要するに今までインターネットに繋がっていなかった何かをオンライン化すること。
そしてその何かをコントロールしたり管理したりできる様にすることと私は理解しました。
ではそれがどんな役に立つのでしょうか?
IoT 製造業
では弊社の様な製造業だとそのIoTの活用方法にはどの様なものがあるのか、考えてみることにしました。
製造業の大まかな管理項目は、(弊社の場合です)
現場
1、素材 入荷管理
2、加工 工具管理・機械メンテナンス・工程管理・納期管理・コスト管理
3、検査 品質管理
4、梱包・出荷 発送管理・在庫管理・仕掛管理
事務
1、受注
2、納品
3、請求
4、支払い
5、給与計算
6、財務・税務処理
ざっくりと以上のような感じでしょうか。
正直な所あまり考えたことのない部分で、スッと頭に出てこないという事は
それだけ疎かになっているという裏返しでもありますね(^_^;)
この中でも事務職のパソコンを使う仕事はIoTを実施しやすいところでしょうね。
給与計算やその他、クラウドを利用する方法で手間を減らすというような事は既に始まっています。
IoT 工場
弊社のような零細企業の製造業の場合、問題は工場内かな・・・。
NC機械の普及はPCベースでの制御の為、IoTに対しては取り組みやすいのは事実でしょう。
しかしすべてがNCかというとそういうわけではなく、昔ながらの汎用機械を使用している工場も沢山あると思います。
それらをIoTの対象にするとやっぱりネックになるのは費用。
中小企業で、というより自分の所でといった方が賢明ですけど、
直接お金になる部分である機械や工具や人件費部分には出費はしやすいです。
でも管理するためのソフト類や高額な測定器などは、それそのものが直接お金を生まないため、どうしても後手に回ってしまうのが実情。
厳密にいえばお金を生むための補助はしてくれるとは思いますけど。
加工費を叩かれ、仕入れるものは値上がり、いつもギリギリのところで大した利益も期待できない現状の中でIoTを推進していける企業さんは多くないと思います。
だから補助金制度というものもあるのでしょう。
IoT補助金ももっと幅を広げて補助額を増やしてくれれば、日本国内でももっと普及していくのではないかなと思います(^^b
よろしくお願いします。