スタッドレスタイヤ 寿命
スタッドレスタイヤを毎冬使用するようになって早20年になりますが、そのスタッドレスタイヤの「寿命」は単純に走行距離だとか年数で決められるものではないという事がやっとわかってきました。
特に私のように寒冷地ではないところでは、実際に雪の上を走るのは恐らく数パーセントであとはアスファルトの上を走るため減りは早い筈です。
走行距離以上に早く減ります。
しかしそれよりも気を付けたいのが劣化です。
ものというのは何でもそうですけど、使わないほど長持ちすると勘違いしますが実は使っていない方が劣化は早いのです。
ゴム系で言うと靴。
何年もしまっておいた新品の靴、さあ履こうと思って箱から出して履き始めたら一日で底が外れた(;^_^A
こういう事ご経験された方は少なくないと思います。
スタッドレスタイヤも一年の中で眠っている時間の方が長い、どんなに保管をきちんとしていても劣化は必ず進みます。
という事は性能を発揮できる期間というのはせいぜい3年ぐらいと考えても差し支えないと思います。
とはいうものの私もメーカーモノを選んできましたし、サイズ的にも価格は高い為無理して4年とか5年使ってきました。
よくよく考えるとゴムは劣化すると硬化して減りやすくなり、しかも先ほどの靴のように突然ボロボロになったりします。
もしこれに近いことが走行中に起こることを考えるとゾッとしますね。
だから去年から方針を替えました。
高いタイヤを長く履こうと考えるのは夏用タイヤだけにして、冬用は安いタイヤを3年で使いまわすことに。
エスティマの4WDですけど1本あたり6000円~7000円前後ぐらいで買えるので、これまで買っていたタイヤを5年使うよりも安く上がりますし、なによりスタッドレスタイヤの一番いい状態の所を使いまわしていけるのが何よりも安心できます。
個人的には正解だと自負してます(^^
